ジェノサイド(上・下)/高野和明

ジェノサイドとは。

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上巻のあらすじ。


高野和明作品は『13階段』に続く2作目。

本作は薬学、コンゴの情勢、人類の愚かさ、政治などの様々なテーマをこれでもかってぐらい詰め込みながら世界を巡る物語。

最初に思う事は専門的な説明が多過ぎいいい。
全然理解できましぇん(´・_・`)
内容がマニアックなため、力を入れて読んでも疲れちゃいます。
特に薬の話は意味がわからないので、序盤から流し読みに変えました。

上下巻を通じて薬のパートは理解できずだるかったけど、傭兵のパートはスピード感があってハラハラドキドキさせてくれる。
各パートが少しずつ歩み寄って、下巻で一気に加速して刻一刻を争う攻防へと変化していく様は面白かった。

武装兵力の少年視点のパートも強烈で心に残る。

もう1段階の驚きが用意されているところは巧いなーと感じましたが、ハッキングでなんでもありの状態だったのでそこは残念。

巻末に載ってる参考文献の多さにも驚きましたが、それを緻密に書き上げる知性と文章力はすごいっすねー。
リアリティをだすために徹底的に取材したのが、文章から伝わってくる。
取材熱心というか、執念を感じるほどのマニアックな内容でした。

著者は本作を通じて様々なテーマを投げかけていますが、韓国人を相棒にしたのも何かしらの意図がありそう。



[まとめ]
難しい部分は読み飛ばしても、充分楽しめる作品。
スケールがでかく現実離れしている為、アクション映画を観るように力まずボケーと読むべし。
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