最悪/奥田 英朗

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長い物語ですが、とても面白く飽きずに夢中になって読めました。





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なかなかのページ数があり、読み始めるのに少し躊躇しましたが、読みやすいので長さは全く気にならなかったです。


序盤は主要キャラの仕事や家庭環境などを丁寧に描き、読者との距離を縮めてきます。
そして徐々にゆっくりと平凡だった日常が・・・先が気になって仕方ありませんでした。


特に川谷のエピソードはよかったですね。
じわりじわりと追い込まれていく様が痛々しく伝わってくる。


少しずつ3人が接点を持ち始め、結末に向かっていくところまではよかったけど、終盤の展開は少し強引だったかも。
結末もタイトルのように、最後まで徹底的にいって欲しかったけど、救いがある終わり方もいいかなと思う。


読んでる最中にTHE 虎舞竜 のあの歌が頭に流れてきた。
本作のメッセージは、この歌詞に凝縮されてると思う。

何でもないような事が 幸せだったと思う
何でもない夜の事 二度とは戻れない夜

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