新装版 46番目の密室/有栖川 有栖

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火村シリーズの第1作目です。

私にとっては2作目となる火村シリーズです。
前回はいきなり短編集から読み始めてしまい、世界観にイマイチ入っていけなかったので今回は順序を守り第1作目を読了。


雪が降る山荘に招待客が集い、食事や談笑で時を過ごし、そして事件が発生するという推理ものとしては、王道を行く定番過ぎる展開でしたが、そこがまたよかったです。


事件の概要が複雑過ぎず、シンプルにわかりやすく書かれているので読みやすい。
また登場人物も多過ぎず少な過ぎずで把握しやすく、密室事件を純粋に堪能できる作品です。


火村とアリスの掛け合いもくどくなく丁度いい。
アリスが火村のタバコをもらおうとするシーン(P300~301)は、好きな場面で親しみを感じました。
私ももらい煙草派なので、アリスと同じくケチ(せこい)って事は自覚してます



そして肝となるトリックに関しては、驚きはなかったです。
普通という書き方は変ですが、普通でした(笑)

とは言っても犯人もトリックも最後までわからなかったので充分に楽しめました。



密室作品を数多く読んでるわけではないけど、密室ものって途中まではすごく盛り上がって、最後のネタ明かしであーそうなんだーって盛り下がるイメージがある。
だったら自分で考えてみろって言われると全然考えつかないので、やはりプロの発想力はすごいなって事で終わりたいと思います。
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