八日目の蝉/角田光代

初めての角田光代作品。本作は歪んだ女性による誘拐物語なので、うーんって感じで共感はあまりできなかった。しかし他のレビューを見ると"泣いた"などの感想が多数あり、高評価なんですね。物語は2部構成になっていて前半は逃亡の日々を簡単に纏めている文章なのでとても読みやすく、追われる心理にハラハラして先が楽しみでした。それに比べ後半は大人に成長した少女の内面がメインとなり、事件や家族そして自身に対しての苦悩を...

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